【山梨県市議会議長会議員合同研修会】「脱炭素時代の国際関係と日本のエネルギー政策」

みなさんこんにちは。大月市議会議員のたなもと晃行です。

昨日(8月4日)、山梨県市議会議長会議員合同研修会が開催されました。
 

 
研修会はオンラインで県内各市議会をつなぎ、「脱炭素時代の国際関係と日本のエネルギー政策」をテーマに、都留文化大学教養学部地域社会学科の高橋洋教授の講演をお聞きしました。
 

 

講演ではカーボンニュートラルについての概要説明から始まり、どのようにカーボンニュートラルを達成していくのか、また、世界の目指す方向や取り組み、エネルギー自給率を踏まえた上で、エネルギー安全保障の観点からも国家間の競争が始まっている事、そして山梨県における再生可能エネルギーの可能性、基礎自治体においてどのように取り組んでいくかなどを示して頂きました。

 

日本では2020年10月の臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣が「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

 

そして、本年4月の気候サミットにおいては2030年度に温室効果ガスの2013年度からの46%削減を目指すことを宣言するとともに、50%の削減に向け、挑戦を続けていく旨を表明しました。

 

更に本年7月には、第6次エネルギー基本計画の素案も示され、政府目標を達成するために、再生可能エネルギーによる発電の比率を一気に引き上げる計画ではありますが、達成するための具体的な施策はこれからという所です。

 

今後も国際的な動向や国の施策を踏まえた上で、大月市としてどのような取り組みができるのか、自分事として捉え、しっかりと考え取り組んで参りたいと思います。

 

 

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