【令和3年6月定例会 代表質問 1.新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について】

【令和3年6月定例会 一般質問】

 

6月17日に令和3年大月市議会6月定例会の代表質問・一般質問が行われ、一般質問を行いました。

 

今回は、「新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について」、「人口減少対策について」、「交通弱者への対応について」、「小規模水道・未普及地域について」大項目4問の質問を行いました。

 

 

4項目の質問をそれぞれ、質問内容、答弁に分け掲載していきます。

以下、質問項目です。

 

 

質問1.新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について

 

Q1.「現在の予約受付、接種状況、キャンセル発生時の対応、今後の見通しは」

 

新型コロナウイルスの感染状況は、昨年の緊急事態宣言から1年たった今も収束の見通しがないまま、日々感染者の報告がなされています。

市民の方々は、日常生活を維持しつつ、感染に留意され、感染防止に努めておられますが、感染拡大を封じ込めるためには、現在実施されているワクチン接種を実施し、集団免疫を獲得することが必要です。

市としても前例のない対応であり、苦労の末の作業であることは間違いありませんが、これまでの高齢者などへの接種への課題を踏まえ、現在の状況に応じて最も円滑かつ迅速にワクチン接種ができる方策を検討しながら進めていただきたいと思います。

 

そこで、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について質問を進めてまいります。

1問目、65歳以上の方の接種について、現在の予約受付、接種状況、キャンセル発生時の対応、今後の見通しについて伺います。

 

Q2.「接種の優先順位、64歳以下の接種券の送付予定、接種開始予定時期、予約方法は」

 

次に、今後の接種の優先順位についてどのように進めていくのか、伺います。また、64歳以下の接種券の送付予定、接種開始予定時期、予約方法について伺います。
 
 

 

【答弁】

 

A1.「7月中に64歳以下へ接種を移行できるように、ワクチン接種を進めていきく」

 

新型コロナウイルス感染症ワクチン接種についてのうち、初めに65歳以上の方の接種についてでありますが、予約の受付状況ですが、市内医療機関の個別接種については、接種または予約済みは4,300人余りで、今後の予約を含み4800人の接種を見込んでおります。

集団接種は、6月末までで2100人の接種または予約済みとなっております。7月の1回目の接種の予約枠は、2000人以上の枠を確保しております。

また、郵便による予約状況は、6月14日現在で1900人余りの方の申請があり、年齢の高い方がいる世帯から集団接種の接種日を決定し、6月末までの660名は発送しており、今後速やかに申込み後のキャンセル、中央病院依頼を除く約1200人の決定通知の発送を予定しております。

 6月14日現在の接種状況は、4098名の高齢者の方が第1回目の接種を終了し、そのうち1788名の方が第2回目の接種を終了しております。

キャンセル発生時の対応は、集団接種会場では、接種会場の医療従事者へ接種を実施し、郵送による予約希望届受付以降はキャンセル待ちの希望を活用し、ワクチンを廃棄しないよう適切に対応をしております。今後7月中に64歳以下へ接種を移行できるように、ワクチン接種を進めてまいります。

 

 

A2.「60歳以上の方へは7月中旬を目処に。ラインを活用した予約方法を準備している

 

次に、接種の優先順位についてであります。

国の決めた優先接種順位に従い、医療従事者、高齢者の順に接種を実施し、基礎疾患のある方からの接種券送付申請書の受付を開始しております。

さらに、本市といたしまして保育士、幼稚園及び小中学校の教職員、学童クラブの従事者、障害者施設、高齢者居宅サービス事業所等の利用者、従事者も優先的な接種順位に加えることとした上で、各施設への接種希望者のリスト作成を依頼し、接種券を随時発送する予定としております。

接種の予約については、個別接種、集団接種のそれぞれの希望により予約していただくよう準備をしております。

次に、64歳以下の接種についてであります。

接種券の送付予定につきましては、年代ごとに分けて接種券を郵送する計画としており、60歳以上の方へは7月中旬をめどに発送するよう事務を進めております。

60歳未満の方には、予約受付が混乱しないよう、接種体制、予約状況により接種券の発送を予定しております。また、接種開始予定の時期は、65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方や保育士、幼稚園及び小中学校の教職員などの接種状況を確認しながら実施する予定でありますので、優先順位のほうと並行しての実施も今後検討してまいります。

なお、予約方法につきましては、現在のコールセンターに加え、ラインを活用した予約方法を準備しております。

 

 

【棚本の意見】

 

【接種会場での熱中症対策、子どものマスク着用の有無の検討、日常的に家庭や児童生徒と関わりがある方に接種の優先順位の対応を】

 

接種済みの方、そして予約済み、今後の予約を含み合計で6,900人余りになるということ。そして、7月の1回目の接種の予約枠は2,000人以上の枠を確保しているとのこと。状況に関しては理解ができました。

高齢者の接種もこれからさらに進めていくわけになるのですけれども、既に今月も30度を超える真夏日を記録しており、後夏を迎えてさらに接種会場が暑くなることが想定されます。

会場内においては対策を講じていることは承知しておりますが、感染予防対策として換気が行われていることやマスク着用が徹底されていること、また会場での待ち時間の発生や接種後の待機など、接種会場で熱中症を適切に予防していくことが必要と考えております。

高齢者は熱中症になりやすいという前提の上で、改めて熱中症の危険についての周知をあらかじめ行っていただくとともに、会場についての待ち時間での水分補給などの促しや、外で待たなくてもいいような対策なども講じていただきたいと思っております。

 

また、熱中症対策からの観点から、子供たちのマスク着用の有無についても改めて教育委員会でしっかりと検討を図って、どのような状況が適正なのか、しっかりと考えていっていただきたいと思っております。

 

 今後の優先順位としては、基礎疾患のある方からの接種券送付申請書の受付が開始されており、保育士、幼稚園及び小中学校の教職員、学童クラブの従事者、障害者施設、高齢者居宅サービス事業所などの利用者、従事者も優先的な接種順位に加えることとしたとのこと、安心いたしましたが、ここに加え、希望される場合はフリースクールの方々ですとか教育支援室の職員さん、児童館、子ども家庭総合支援センターの職員、また支援を行うアウトリーチを行う職員さんなども含めて、日常的に家庭や児童生徒と関わったり、出向いて支援を行っている方々が含まれていない場合は、対応を広げていくことも検討していただきたいと思います。

 

 

【再質問】

 

Q.【接種券が届かないため、接種が受けられない事への対応は】

 

今後64歳以下の接種をいかに円滑に進めていくかということであります。

報道もされているとおり、職域接種の開始など様々な場所でワクチン接種が可能となってきています。山梨県においても、県独自の大規模接種会場設置に向けて準備が進められています。

このような状況の中、自衛隊大規模接種センターにおいては接種券を持つ64歳以下を対象に接種を始めるため、予約受付が開始されました。

答弁いただいたとおり、本市においては64歳以下の方には接種券を年代ごとに分けて郵送する計画で、60歳以上の方へは7月中旬をめどに発送、そして60歳未満の方には接種体制、予約状況により接種券の発送を予定しているとのことでした。

しかし、大規模接種センターの予約については接種券が必要とされています。

接種券が届かないことにより、住んでいる自治体以外の大規模接種会場で予約ができない、接種が受けられないという状況も想定されます。

本市ではどのように対応を図っていくのか、伺います。

 

 

【答弁】

 

A.【接種に支障がないように、接種希望者へ対応していきたい】

 

接種券が届かないことにより、住んでいる自治体以外の大規模接種会場で接種が受けられないという状況も想定されます。どのような対応を図っていくのかについてであります。大規模接種会場の接種に支障がないように、接種希望者へ対応していきたいと考えております。

 

 

【再質問】

 

Q.【ライン予約の準備の状況は】

 

答弁いただきましたが、接種希望者の方々よりどのようにしたらいいかという問合せ、既にかなりいただいている状況でございます。

国の接種センターでも、今後2回目の接種も始まることですから、ではその先にもう一度全国民に対してとか、希望者を広げてとか、どういった状況が図られるか、そういった今後の進捗状況もしっかりと注視していただいた上で、希望者からの接種券発送依頼があった場合はしっかりと対応を図っていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

 そして、64歳以下の方には、電話とラインでの予約を併用されるとのことですが、ラインでの予約方法が導入されることにより、いつでも予約が可能なこと、また仕事の合間や帰宅した後、家族の方が家事の合間になど、予約の際の混乱を防ぐことになると考えます。

その一方で、ラインでの予約が使われず、電話の予約方法に集中してしまうと、また混乱が生じる可能性もあります。

そこで、再質問いたします。市民の皆様にラインでの予約方法の流れを分かりやすくお伝えすること、ラインではいつでも予約できることなど、利便性を適切に伝え、利用を促していくことが必要と考えますが、どのように準備を進めているのか、伺います。

 

【答弁】

 

A.【広報での周知、接種県の発送の際にチラシを同封する】

 

ラインの予約について、どのように準備を進めているかについてであります。広報7月号に大月市ライン公式アカウント登録及び予約方法等を掲載する予定です。

ホームページ等でもお知らせいたします。また、64歳以下の方に接種券を発送する際、予約方法等のチラシを同封することとしております。

 

 

【棚本の意見】

 

【問い合わせ、相談に対応できるよう所管課での理解と、来庁した際のサポートを】

 

今回広報での周知を予定されていること、予約方法などのチラシを同封するとのことですが、重ねてになりますが、ラインでの予約が使われず、電話の予約方法に集中してしまうと、また混乱が生じる可能性があります。

 

SNSなども含めて登録を促す周知をしっかりと行っていただくこととともに、大月市ライン公式アカウントに登録をしていただき、その上で予約を行っていくというような流れになりますので、分かりやすい登録、そして予約方法の掲載をし、また操作方法などについての問合せや相談にもしっかりと対応ができるように所管課での理解も進め、来庁した際のサポートもしっかりと行っていただきたいと思います。

 

 


 

質問項目2.人口減少対策について

※別ページにて詳細を掲載します。

人口減少対策についてはこちら

 

 

質問項目3.交通弱者への対応について

※別ページにて詳細を掲載します。

交通弱者への対応についてはこちら

 

質問項目4.小規模水道・未普及地域について

※別ページにて詳細を掲載します。

小規模水道・未普及地域についてはこちら