【全国若手市議会議員の会】四国ブロック研修_愛媛県松山市「SDGsの取組について」

10月28日、全国若手市議会議員の会の四国ブロックのオンライン研修に参加しました。

研修1コマ目は愛媛県松山市の「SDGsの取組について」松山市総合政策部地方創生戦略推進室 高岡伸夫氏より説明を受けました。

 

愛媛県松山市「SDGsの取組について」 

 

松山市では2019年1月より30歳前後の若手職員を集め、SDGsの考え方を市政に取り入れるにはどうすれば良いかを研究、実証していくための松山市SDGs未来研究プロジェクトを立ち上げ、2020年2月には松山市SDGs推進協議会を設立。国のSDGs未来都市、自治体SDGsモデル事業にも選定されています。

 

R2.10.28四国ブロック研修1

 

 

推進協議会では分科会にてプロジェクトを立ち上げ、地域課題の解決を図りながら利益の確保をしていく自律的好循環の形成を目指しているとの事。

また、瀬戸内海にある中島をモデルとしスマートアイランド構想を立ち上げ、スローモビリティも活用し高齢者の外出支援や、将来的には観光客向けのレンタル使用を検討するなどクリーンな観光地を目指して事業がスタートしています。

R2.10.28四国ブロック研修2

2030年のSDGsの目標達成を考えた時に、その時に主力となって動かしていく若手職員をプロジェクトをケーススタディとして人材育成も共に行っていく。

将来に対して危機感を持って、今スタートを切らなければという意識がどれだけあるか。税収も落ちていく、その中でいかにして行政サービスを維持していくのか、行政だけでできるのか。コロナ禍において力を結集していかないと成り立っていかないのが明確になったのでは。との高岡さんの言葉。

 

今回の研修でも話がありましたが、SDGsに資する複数課題の同時解決とバックキャスティングの考え方は非常に重要だと考えています。

大月市では今年4月に策定された第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策の一つとして自治体SDGsの調査研究が示されたばかりです。今回の事例を参考に改めて議会にて協議をしていきたいと思います。