【令和4年3月定例会 一般質問 2.通学路の安全確保について

【令和4年3月定例会 代表質問】

 

3月11日に令和4年大月市議会3月定例会の代表質問・一般質問が行われ、代表質問を行いました。

 

今回は、「令和4年度市政運営について」、「通学路の安全確保について」、「ヤングケアラーについて」、「健康増進の支援と健診の充実について」大項目4問の質問を行いました。

 

令和2年12月大月市議会12月定例会_代表質問_たなもと晃行

 

4項目の質問をそれぞれ、質問内容、答弁に分け掲載していきます。

以下、質問項目です。

 

 

質問2.通学路の安全確保について

 

Q1.「危険箇所の件数と対応状況は」

 

昨年6月、千葉県八街市において下校中の小学生5名が死傷する痛ましい事故が発生しました。この事故を受けて、国からは通学路の緊急合同点検の実施要請があり、本市においても合同点検が実施されたと承知しております。

そこで伺います。合同点検の実施により抽出された危険箇所の件数と対応状況について伺います。

 

【答弁】

 

A1.「43か所中34か所が対策完了済み

 

昨年6月28日、千葉県八街市において下校中の児童の列にトラックが突っ込み、5名が死傷する痛ましい事故が発生したことを受け、7月9日付で文部科学省から「通学路における合同点検の実施について」が通知されました。

 

なお、学校、教育委員会、道路管理者及び警察署による合同点検は、従来から実施してきたところであり、文部科学省の通知にも、今回の事故を鑑み従来の点検を補完するものとして、これまでの点検等の蓄積を活用し、地域の実情を踏まえた効率的、効果的な対応をするよう指示がありました。

 

さて、本市における合同点検の実施状況でありますが、市内小中学校から計43か所の危険箇所の報告がありました。このうち18か所について、昨年9月21日に国交省大月出張所、県富士東部建設事務所、市建設課、大月警察署、学校及び教育委員会による合同点検を実施し、その他の箇所については道路管理者と教育委員会において点検を実施しました。

 

点検実施後の状況でありますが、43か所に対し68項目の対策が検討され、現在58項目が実施済みとなっており、今後の実施予定が8項目、対策実施の検討中が2項目となっています。箇所数では、43か所中34か所が対策完了済みとなっています。

 

対策の主な内容は、横断歩道や減速表示マーク、路側線等の路面標示の新設、再塗装のほか、学校での危険箇所に対する安全教育、通学路注意や学童横断注意の看板設置、広報に危険箇所と注意事項等の掲載、より安全な場所へのバス停の移設、支障木の伐採、草刈りなどとなっています。

 

今後も、より安全な通学路とすべく関係機関と連携、協力し、対策を講じていきたいと考えております。

 

 

【再質問】

 

Q.【対策実施検討中の箇所と検討状況は】

 

対策実施検討中の2か所について、箇所と検討状況について再質問いたします。

 

 

【答弁】

 

A.【中央病院周辺と真木郵便局付近、次年度以降の実施を検討】

 

対策実施の検討中の箇所についてでありますが、1か所は大月町花咲富士見台の中央病院周辺で、歩道が白線のみで危険であるというものであります。これにつきましては、建設課においてグリーンベルトの設置を考えており、次年度以降、交通安全対策事業での実施を検討しているところであります。

 もう1か所は、大月町真木の郵便局付近について、スピードを出している車が多く危険であるというものであります。これに対しましては、県道への路面標示が困難であるため、県道に接続する市道側で何か対応ができないかということで、建設課ではカーブミラー等の設置を検討しているところでありますが、今後学校の要望とのすり合わせをしていくとのことでありました。

 なお、この箇所につきましては、「広報おおつき」11月号に、通学路でスピードが出やすい箇所として掲載し、市民の注意喚起を促しております。

 

【棚本の意見】

 

【子供の安全に立って一つ一つ改善を】

 

花咲に関しては大月バイパスの完成後の対応になるかと思いますので、次年度以降という答弁ありましたが、早急な対応お願いいたします。

また、郵便局付近に関しましては、どのような対応が適切であるか、これも答弁の中にありましたが、しっかりとすり合わせいただいた上で、カーブミラーなのか白線を引くことが適正なのか、どのような対応が必要であるのか、関係者とすり合わせをしっかり図った上で対応を図っていただきたいと思います。

対策が実施済みとなっている中で、危険箇所に対する安全教育という形で対応していただいている箇所があります。

これは、歩道の確保や拡幅が難しいなど、物理的に対応が難しい状況から、安全教育となっている箇所もあると承知しております。

 

しかし、本当に改善する必要がある箇所も見受けられます。

 

そして、可能性というか、物理的に対策は難しくないのではないか、これはこういう方法もあるのではないか、そんなことが感じられる箇所もありますので、引き続き委員会など、様々な場面で対応策等を協議させていただきたいと思っております。

 

今後も要望事項に関しては、子供の安全に立って一つ一つ改善を図っていただくようお願いいたします。

 

 


 

質問項目1.令和4年度市政運営について

※別ページにて詳細を掲載します。

「令和4年度市政運営について」はこちら

 

 

質問項目3.ヤングケアラーについて

※別ページにて詳細を掲載します。

「ヤングケアラーについて」はこちら

 

 

質問項目4.健康増進の支援と検診の充実について

※別ページにて詳細を掲載します。

「健康増進の支援と健診の充実について」はこちら